EMS

EMSとは、筋肉に電気刺激を与えて効率的にトレーニング効果を得る画期的な施術です。

●3種類の周波数を活用

EMSの大きな特徴は、低周波・中周波・高周波を使い分けることです。
3種類の異なる周波数により、表層から深層まで幅広い筋肉にアプローチできます。

・低周波

周波数が低い電気は皮膚抵抗が大きいため、ピリピリとした感覚を覚えることがあります。
おもに表層の筋肉に作用し、筋肉の収縮・弛緩を促します。

・中周波

皮膚の下3〜4cmまで届き、リンパの流れにも作用します。

・高周波

ピリピリとした感覚は少なく、組織の深部まで到達します。

●短時間で高効率なトレーニングが可能

EMSの施術は身体の外側から電気を流して筋肉を動かすため、通常のトレーニングと比べて非常に効率的です。
鍛えたい部分だけをピンポイントで刺激でき、運動が苦手な方でも無理なく続けられます。

●インナーマッスルへのアプローチを実現

深層にあるインナーマッスルにもアプローチできることが、EMSの強みです。
腹筋や背筋といった姿勢の保持に関わる体幹の強化に役立ちます。

●一人ひとりに応じたカスタマイズに対応

EMSは、お子様からご年配の方まで幅広い年代の方々に受けていただける施術です。
個人の体調や目的にあわせて強度や刺激を与える部位を調整でき、幅広いニーズに応えられます。

EMSは、慢性痛やしびれ、さらには産後の不調まで、幅広い症状を効率的にケアする施術方法として注目を集めています。

●骨盤矯正後のサポート

EMSは、骨盤矯正後のサポートとしても取り入れられています。

骨盤の位置を維持するためには、周囲の筋肉をバランスよく強化することが不可欠です。
EMSは骨盤を支える骨盤底筋群や腹横筋、多裂筋などを効果的に刺激できるため、骨盤の安定性が向上し、矯正効果を維持しやすくなります。

●インナーマッスルの強化・引き締め

EMSは、通常のトレーニングでは鍛えにくいインナーマッスルにもアプローチできます。
とくに体幹のインナーマッスルが安定すると、姿勢改善や体型維持が見込めます。

そのため、お腹まわりの引き締めに活用されることが多く、ぽっこりお腹の改善も期待できます。

●慢性症状の改善

EMSは、さまざまな慢性症状にも対応できます。
EMSでインナーマッスルを強化すると身体が安定するため、腰痛・膝痛・股関節痛といった関節まわりの痛みが和らぎやすくなります。

さらに、EMSの刺激によって筋肉の緊張・弛緩を繰り返すことで血行が促進され、冷えやむくみの軽減にも役立ちます。

●産後の不調改善

産後の女性を悩ませる不調にも、EMSは効果的です。
出産でダメージを受けた骨盤底筋をEMSで効率的にケアすることで、尿漏れや内臓下垂の改善が期待できます。

また、EMSの有酸素モードを使うと血行が促進され、冷えから来るトラブルにも対処できます。

●スポーツパフォーマンスの向上

EMSは、アスリートも取り入れている施術です。
通常のトレーニングでは鍛えにくい筋肉にもアプローチでき、通常のトレーニングと併用することで効率的にスポーツパフォーマンスの向上が期待できます。

また、EMSはトレーニング後のケアとしても行われており、ケガの予防にも役立ちます。

●しびれの改善

EMSは痛みの伝達を抑制したり、血行を促進したりする作用が期待できるため、しびれの軽減にも役立ちます。

当院のEMSは、多様なニーズにお応えしています。

●幅広い年齢層に対応

当院のEMS施術は、小さなお子様からご年配の方まで受けていただけます。
年齢や体力にかかわらず、それぞれの身体の状態にあわせたご提案が可能です。

●他の施術との併用が可能

当院ではEMSと他の施術と組み合わせることで、さらに高い効果を引き出しています。
とくに、骨盤矯正や猫背矯正後のサポートとして活用しており、相乗効果が期待できます。

●足腰のリハビリにおすすめ

ご年配の方や足腰に不安がある方は、筋力トレーニングそのものに不安や抵抗感を覚えてしまうケースも少なくありません。
当院のEMSはご自身のペースで無理なく続けられるため、足腰の筋力改善に対するファーストステップとしておすすめです。

EMSには、次のような注意点があります。
不安な点や疑問がある場合は、当院までお気軽にご相談ください。

●EMSの施術における注意点

・入浴について

EMSの施術を受けた日は、短時間の入浴で済ませましょう。
とくに、長時間の入浴や高温での入浴は身体に大きな負荷をかけます。

施術当日はシャワーでサッと済ませ、しっかり身体を休ませましょう。

・飲酒ついて

施術当日の飲酒は原則としてNGです。
アルコールはEMSの効果を減少させる可能性があります。

ただし、状況によっては少量なら可能な場合もありますので、施術当日に飲酒のご予定がある場合はご相談ください。

●施術を受けられない方

・妊娠中の方

妊娠中の方はおなかの赤ちゃんへの影響を考慮し、EMSを受けることができません。

・心臓のご病気がある方、ペースメーカーを使用している方

心臓のご病気をお持ちの方やペースメーカーを使用されている方は、EMSの電気刺激が心臓の動きに影響を与える可能性があるため、施術をお控えください。

・発熱している方

申し訳ございませんが、発熱している方の施術はお断りしています。
体調が回復してから受けるようにしてください。

・皮膚に傷がある方

EMSは電極パッドを皮膚に直接当てます。
皮膚に傷がある場合、その部分に電極パッドを当てることはできません。

傷が完全に癒えてから施術を受けるようにしましょう。